標準タイプ圧力センサユニットSJ-SP
| ・ | アンプ内蔵センサチップの採用で、実用性の高い応答特性と使い勝手の良さを両立 |
| ・ | 上位ランクのセンサチップを更に弊社内テストツールで厳選したもののみを使用 |
| ・ | 小型の8chユニット、多点の32chユニットを選択でき、最大1344chまでの多ch構成が可能 |
| ・ | 構成パーツの着脱、変更、保守が容易なビルディングブロック方式を採用 |
| ・ | 専用基板とローパスフィルターの搭載で、センサ応答特性および残留ノイズを改善 |
| ・ | 運用コストを意識した設計により、導入しやすい価格設定、保守費の抑制を実現 |
| ・ | 専用計測ソフトウエアSENJAS-Pと組み合わせることで、全点一括校正や自動計測が可能 |
特徴
| ■ | 圧力センサチップ搭載数の異なる2タイプをご用意 |
| ■ | センサ故障が他のセンサに影響しない独立電源構造 |
| ■ | センサソケットの採用で構成自由度が向上 |
| ■ | ローパスフィルターカード(24dB/oct) が装着可能 |
| ■ | 出力電圧切り替え機能( ±10V , ±5V ) |
| ■ | 可搬型キャリブレータ使用にて精度向上が可能 |
| ■ | 8chタイプは、圧力ポートの交換機構採用 |
| ■ | 32chタイプは、16ポートコネクタを採用 |
| ■ | 外部センサタイプへの変更オプションをご用意 |
| ■ | 低ノイズリニア電源をご用意 |
| ■ | 多ch構成時に電源、静圧のカスケード接続が可能 |

標準タイプ圧力センサユニット 共通仕様
| ■ | センサタイプ | 差圧計 [ 静圧側は共通 ] |
| ■ | 対象周波数 | 0〜1000Hz(弊社ソフト使用時) 弊社ソフトによる補正時0〜1KHz |
| ■ | 圧力レンジ | ±1250 Pa , ±2500 Pa , ±5000 Pa , ±7500 Pa(ご購入時選択) 標準外の±250Paについては、ご相談後受注生産 |
| ■ | 直線性 | ±0.25%F.S. BFSL [一定温度] 注1 |
| ■ | 使用温度範囲 | 0 〜 50℃(結露ないこと)注2 |
| ■ | 定格出力 | ±10V(出荷時), ±5V(ch毎に内部切替可)注3 |
| ■ | 出力形式 | シングルエンド |
| ■ | 全圧側ポート センサ側 チューブ側 |
16ポートコネクタ×2 SJ-TC-16R2(メロンテクノス製) SJ-TC-16P / P2(メロンテクノス製) 外径:φ1.6mm , 内径:φ1.0mm 抜け防止部SJ-TC-16P : φ2.1mm |
| ■ | 静圧側ポート チューブ側 |
ワンタッチ着脱タイプ(CPC製) 対応チューブ側カップリング PMC2201 (内径 1/16” , 1.6mm) PMC2202 (内径 1/8” , 3.2mm) PMC2203 (内径 3/16” , 4.8mm) PMC2204 (内径 1/4” , 6.4mm) |
注1)BFSL(Best-Fit Straight Line)
指定キャリブレータ、圧力計測ソフトSENJAS-P(SJ-P) による計測直前での校正収録を推奨(精度向上が見込めます)。
注2)センサチップ自体の動作温度範囲は、-40〜125℃、また補償温度範囲は、-25〜85℃のものを更に選別して使用しておりますが、表記は弊社出荷基準での値となります。
注3)出荷時と異なる出力電圧にした場合、校正等の調整が必要な場合があります。
注4)この範囲になるようにセンサチップの選別をしておりますが、保証値ではありません。
本数値は、弊社の選別、調整用センサにより得られた外部センサオプション利用時のとくせいとなります。
本体格納時は内部チューブ特性の影響等が加わります。
なお、非標準品の±250Paの特性については、弊社までお問い合わせ願います。
8ch 標準圧力センサ SJ-SP-8


圧力センサユニット後面
8ch 圧力センサユニット [ SJ-SP-8 ] 概要
基板上にセンサチップを8個まで実装でき、ローパスフィルターカードも搭載可能なユニットです。
チップの実装数は、1〜8個が選択できます。
前面パネル上に、M5のポート取り付けネジが装着されており、各種チューブの接続ができるよう交換可能な構造となっています。
パネル自体を交換してカップリングタイプや外付けセンサ仕様にすることも可能。
SJ-SP-8 固有仕様部分
| ■ | 計測ポート数 | 8ポート(センサ実装数 1〜8) |
| ■ | 全圧側ポート 本体側 チューブ側 本体側 チューブ側 |
(標準パネル用) M5ネジ [下記ポートが装着可能] 内径:1.2mmφ 外径:2mmφチューブ用[リング付] 内径:2mmφチューブ用 内径:2.5mmφチューブ用 内径:3mmφチューブ用 内径:4mmφチューブ用 内径:2mmφチューブ用(締付リング付) 内径:2.5mmφチューブ用(締付リング付) 内径:4mmφチューブ用(締付リング付) 外径:4mmφチューブフィッティングタイプ用 外径:6mmφチューブフィッティングタイプ用 (カップリングパネル用) SMFPM01(CPC製)[下記ポートが装着可能] SMM01 内径:φ1/16inch or 1.6mm SMM02 内径:φ1/8inch or 3.2mm |
| ■ | 寸法 | 140(W)×200(D)×50(H)mm(突起物は除く) |
| ■ | 質量 | 760g(標準パネル構成時) |
| ■ | 出力コネクタ | 25ピン 集中コネクタ 本体側 D-sub 25pin メス ケーブル側 D-sub 25pin オス |
| ■ | 電源 | ±15V 各60mA |
| ■ | 電源コネクタ | EPRC05-R3M (IN) EPRC05-R3F (OUT) |

標準パネル

カップリングタイプパネル
外部センサオプション
外部センサ用パネルと外部センサを組み合わせることで、センサチップ部を外部に引き出すことができ、模型内組み込み、センサ部分の小型化などが可能。
(集合タイプ)


センサケース寸法92(W)×17(D)×20(H)mm
(センサソケットタイプは、H=28mm)
標準ケーブル長L=3m(変更対応可能)
静電気拡散性を有する特殊なエンジニアリングプラスチック製
(上写真は、全センサ独立電源供給仕様)
簡易静電気拡散仕様や共通電源仕様等も選択可能。
(独立タイプ)


センサ寸法約 12×8×25mm
(M5取付アダプタおよび突起部除く)
標準ケーブル長L=3m(変更対応可能)
ローパスフィルターオプション
| ■ | フィルタータイプ | バターワース 4次 (24dB/oct) 注5 |
| ■ | チャンネル数 | 8ch |
| ■ | 装着方法 | ドーターカード形式 |
| ■ | 減衰タイプ | バターワース 4次 (24dB/oct) |
| ■ | 遮断周波数fc (-3dB) | 以下のカードが選択可能 ・8chフィルターカード fc=1000Hz SJ-BWF-8-1000 ・8chフィルターカード fc=500Hz SJ-BWF-8-500 ・8chフィルターカード fc=50Hz SJ-BWF-8-50 ・8chスルーカードSJ-NOF-8-000 注6 |
fc=500Hzカード注5)出荷後に、フィルターの装着や交換をした場合、校正等が必要です。
注6)フィルターオプションの指定が無い場合に、スルーカードが装着されます。
32ch 圧力センサユニット SJ-SP-32
32ch圧力センサユニット [ SJ-SP-32 ] 縦型タイプ
圧力センサユニット [ SJ-SP-32 ] 概要
多チャンネル化を容易にした32ch圧力センサユニットです。
計測用チューブは、コネクタで接続するタイプ(16ポート×2)で、多チャンネル実験時でも計測対象の模型等を短時間にて入れ替え可能です。
また、コネクタ接続のため配管変更時における過大圧等がかかり難い構造です。
SJ-SP-32 固有仕様部分
| ■ | 計測ポート数 | 32 (センサ実装数 1〜32) |
| ■ | 全圧側ポート (チューブコネクタ) ポート形状 本体側 チューブ側 |
16ポートコネクタ×2(センサ実装数 1〜32) 外径:1.6mmφ, 内径:1.0mmφ SJ-TC-16R(メロンテクノス製) SJ-TC-16P(メロンテクノス製) |
| ■ | 出力コネクタ | 本体側 DX10A-68S(50) (メス) ケーブル側 DX30A-68P(50) (オス) フード DX-68-CV1 |
| ■ | 電源 | ±15V 各250mA |
| ■ | 電源コネクタ | EPRC05-R3M (IN) EPRC05-R3F (OUT) |
| ■ | 質量 | 約2.2kg(構成により若干異なります) |
電源および静圧チューブのカスケード接続
多チャンネル構成時の配線、配管を短くするためカスケード接続が可能
(電源ライン)
| ■ | カスケード数 | 1本の電源ケーブルで、32chユニット4台まで接続が可能 |
(静圧ライン)
| ■ | カスケード数 | 複数ユニット間の静圧のカスケード接続が可能 ユニット数は特に制限なし (チューブ長の合計長さは20m以内を推奨) |
外部センサオプション
32ch外部センサ形式への変更も可能。これにより計測場所近傍にセンサチップ部分のみを本体から分離して設置可能。
(模型内組み込み、センサ部分の小型化が可能)
外部センサは、32ch ×1 または 16ch×2 単位でご用意可能。
出力コネクタ変更対応(受注時変更オプション)
標準出力端子は32chコネクタですが、16ch×2とすることも可能(受注時変更オプション)。
変換後のコネクタは、D-subコネクタなどに変更。
ローパスフィルターオプション
8chフィルターカードを最大4枚搭載することで32chに対応可能。
| ■ | チャンネル数 | 最大4枚装着で32ch |
| ■ | 装着方法 | ドーターカード形式(最大4枚) |
| ■ | 減衰タイプ | バターワース 4次 (24dB/oct) |
| ■ | 遮断周波数 | 1000Hz 、500Hz 、50Hz から選択 |

![32ch圧力センサユニット [ SJ-SP-32 ]](picture/fluid_outline_content/_32ch_SJ_SP.jpg)
32ch圧力センサユニット [ SJ-SP-32 ] ラック格納タイプ
センサ仕様
詳細なセンサ仕様についてはカタログをご参照願います。