音・画像複合刺激システム EFRP-ST
■ | リフレッシュレート 360Hz 応答速度 1ms の高性能グラフィックを採用 |
■ | 光学トリガー閾値やトリガー波形持続時間などをPCのモニター上にて正確に設定可能。 |
■ | 外部からの刺激シーケンス制御が可能な外部入力端子、外部機器を制御に組み込むための出力端子を搭載。 |
■ | 可変リフレッシュレート同期機能により、画像提示時のティアリングやスタッタリングを解消 |
■ | 音刺激・静止画像刺激および音・画像複合動画刺激に対応 |
■ | 複雑な刺激パターンやフィードバックシーケンスをPython言語を使用して自由に作成可能 |
■ | 一般的なモニターに光学センサーと垂直同期を組み合わせ、費用を抑えた画像提示システムも可能 |
■ | 音・画像の同時刺激が可能なのでマルチメディア関連の研究に最適 |
■ | 刺激専用のハードウエアとソフトウエアにより、高速反復刺激や正確な同期タイミングを実現 |
■ | 刺激音の作成・編集機能、動画へのトリガー位置設定、刺激パターン構築等が容易な専用機能搭載 |
■ | 刺激形態を9つのタイプに分類することで、効率的で、多様な実験シーケンスに対応 |
刺激形態と利用例
本システムは、以下の刺激機能を有しています。
(音刺激)
■短潜時刺激 | : |
聴性脳幹反応(ABR)等の刺激用にご利用可能。 単純音源による高速パルス、トーンピップ、トーン、バースト刺激など |
■長潜時刺激 | : |
事象関連電位(P300、N400)などの刺激用として利用可能。 刺激用の複数の音源を複雑なシーケンスで出力することができます。 |
■標的刺激 | : |
随伴陰性変動(CNV)等の刺激。 予告刺激や反応ボタン対応。 弊社製 EFRP-RTソフト等との連携が必要です。 |
■外部入力パターン刺激 | : |
外部信号に基づき刺激音を変えることができます。 標準で4系統、オプション追加で最大8系統の外部入力信号(±10V)で刺激制御が可能。 |
■偏奇クリック刺激 | : |
主に聴覚研究用の刺激です。 指定間隔毎にバーストクリックでの刺激が可能です。 |
■ダブルパルス刺激 | : |
聴覚研究用の刺激で、条件刺激と試験刺激が組になった刺激が可能。 条件刺激と試験刺激には、任意の刺激音が設定可能。 |
(静止画刺激)
■静止画像刺激 | : |
静止画像刺激での長潜時刺激です。 事象関連電位(P300等)の刺激用に利用できます。 |
■ダブル静止画像刺激 | : |
2つの静止画像を連続して提示する画像刺激。 画像変化をトリガーとするような研究用。 突然の状況変化時や顔の表情変化による認識特性の研究等に使用可能。 |
(動画刺激)
■音・画像複合動画刺激 | : |
音を含んだ動画刺激機能です。 トリガーと共に繰り返し動画刺激を行うことも可能。 動画と同時にあらかじめトリガー出力する位置を本システムにより設定することができます。 |
音出力部仕様
■ | 音出力ch数 | 2ch | |
■ | 最大出力レート | 44.1KHz(動画時48KHz) | |
■ | 振幅分解能 | 16bit(標準) | |
■ | 最大同期誤差 | ±0.5μs (音、トリガー間) | |
■ | 最大刺激音数 | 40 (標準構成は 8) | |
■ | 音登録数 | グループ毎に、最大500 | |
■ | 登録グループ 数 | ソフト上での制限なし | |
■ | 最大刺激回数 | 9999回 | |
■ | 最大刺激出力時間 | 1刺激当り30sec | |
■ | 設定刺激時間分解能 | 0.1msec | |
■ | 交互位相反転刺激機能 | 単純反転/種別毎反転 (波形リジェクト時加算整合機能付) |
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■ | 刺激順序、頻度設定 | 乱数/頻度指定/CSV入力 | |
■ | 刺激間隔操作 | 等間隔/指定内乱数 | |
■ | 刺激方法と刺激間隔 | ・短潜時刺激 : 間隔 5msec〜200msec ・長潜時刺激 : 間隔 180msec〜35sec ・標的刺激 : 間隔 4sec〜30sec [予告刺激と命令刺激間隔は、1sec〜5sec] ・偏奇クリック刺激 : 間隔 800msec〜11000msec ・ダブルパルス刺激 : 間隔 3sec〜30sec [条件刺激と試験刺激間隔 300msec〜1000msec] |
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■ | 波形生成、任意波形ファイル 読込機能 |
@正弦波 20〜10000Hz (連続、トーンピップ、トーンバースト) Aクリック 継続時間 0.1msec〜1msec B矩形波 20〜10000Hz C三角波 20〜10000Hz Dのこぎり波 20〜10000Hz E白色雑音 周波数帯域指定可能 F無音 G任意波形ファイル読込 wav 形式ファイル 16bit 44.1KHz PCM非圧縮形式 最大ch数 2 1刺激あたり最大30秒まで |
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■ | 刺激波形加工機能 | 波形間四則演算 振幅調整 フィルター加工 |
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■ | 時間振幅加工 | フェードイン/アウト フェード関数は2種 (線形、Blackman window) |
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■ | デジタルフィルター 時間軸処理/周波数軸処理 |
@時間軸処理フィルター ローパスフィルター(LPF) ハイパスフィルター(HPF) バンドパスフィルター(BPF) バンドストップフィルター(BSF) 時間軸範囲処理 バターワースフィルター 1〜9次 フィルター位相遅延補正機能 A周波数軸処理(GAUSS関数フィルター含む) 周波数指定 半値周波数指定(GAUSS指定時) ガウス関数適用対象 LPF、HPF ガウス関数適用データ長 65536点 |
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■ | レベル評価機能 | SPL/SL/nHL | |
■ | 刺激音出力端子 | RCA端子(L,R) | |
■ | 刺激音出力レベル | ±0〜2V (レベル調整可) | |
■ | 位相反転フラグ端子 | BNC端子 0-5V | |
■ | 種別トリガー出力端子 | 出力電圧 0-5V BNC端子×8 BNC端子(追加パネル)×24 |
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■ | 同期信号出力端子 | BNC端子 0-5V | |
■ | 機器電源仕様 | AC100V(50/60Hz) |
画像出力部仕様
■ | 外部出力インターフェース 刺激画像 刺激音 トリガー数 トリガー出力電圧 |
Display port 2ch 32ch 0-5V |
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■ | 刺激画像モニター モニターサイズ 解像度 色分解能 リフレッシュレート |
24.5型 TFT 1920×1080 pixel 24bit 360Hz |
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■ | モニター画面センサ | 1ch | |
■ | 最大刺激画像数 | 500 (但し、種別認識は、複数ビット機能で255まで) |
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■ | 出力間隔 | 800msec〜30sec | |
■ | 出力間隔指定単位 | 1msec | |
■ | 刺激モード | 静止画 ダブル静止画 音画像動画 |
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■ | 最大刺激回数 | 5000回 | |
■ | 刺激順および頻度設定 | 乱数 頻度指定 CSVファイル入力 |
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■ | 刺激間隔設定方法 | 等間隔設定 指定時間範囲内ランダム |
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■ | 画像ファイル読込 | BMP , JPEG形式対応 | |
■ | データ構造 | 階層構造 | |
■ | 一時停止機能 | 停止/リスタート | |
■ | シーケンス機能 | Python言語にて利用可能 | |
■ | 外部入出力端子 電圧入力端子 外部機器制御端子 |
4ch(A,B,C,D)±10V (後述のオプション追加で、8chまで可能) 1ch(EDC) ±10V |
動画像(音、画像同時)出力時仕様
■ | 解像度 | 1920×1080 pixel | |
■ | 最大フレームレート | 360fps (高速グラフィック追加時) |
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■ | 最大出力時間 | 10min(標準出荷時) | |
■ | 再生時最大トリガー数 | 50(標準出荷時) | |
■ | 動画ファイル | MP4 | |
■ | 再生時出力トリガー | 画像、音 | |
■ | 時間調整機能 | 音画像同期調整機能 |
ユニット電源(ACアダプタ付)、筐体仕様
■ | 電源 (ACアダプタ使用時) |
DC12V 0.5A AC100V 0.2A |
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■ | 寸法(カバー装着時) | 560(W)×200(H)×402mm(D) | |
■ | 重量(標準構成時) | 9.6kg |
ダイナミックレンジ拡大オプション(EP-ST-VR)
4chの電子ボリュームとミキシング機能を追加します。 |
背景音(背景ノイズ)追加オプション(EP-ST-BS)
用意した音源を背景音として設定可能。
背景ノイズ音の帯域加工が可能。
ご利用にはEP-ST-VRオプションが必要です。
■ | 背景音ミキシング機能 | 左刺激音+左背景音 右刺激音+右背景音 |
外部制御入力オプション(EP-ST-AD4)
外部制御信号入力数を4chから8chに変更可能。
刺激確認トリガーにしたり、ボタン入力で刺激内容を変
更したりすることが可能。
■ | 追加入力端子 | 4ch ±10V |
画像提示用モニター(EP-ST-M360)
リフレッシュレート360Hz対応グラフィックモニター
■ | 解像度 | 1920×1080 pixel |
■ | 可変リフレッシュレート | 同期機能対応 |
高速グラフィックオプション(EP-ST-LTH)
リフレッシュレート360Hz対応グラフィックボード
■ | 解像度 | 1920×1080 pixel |
■ | 可変リフレッシュレート同期機能 |
基本セット動作環境
■ | パソコン(小規模構成時) CPU OS メモリー ハードディスク インターフェース |
Intel Core i7 Windows 10/11 64bit 32GB 以上 SSD 512GB 以上 USB 3系統以上 |
高速グラフィックボード使用時動作環境
下記スロットを搭載のPCが必要です。
■ | 必要スロット | PCI-Express × 16 | |
■ | ボードサイズ幅 | 3スロット分の幅が必要 |