EFRP-LTは、当初、簡単に生体計測を行いたいというユーザーをターゲットにした汎用計測ソフトウエアでした。
また、CONTEC製AD版とNI製AD版の両方のライセンスがバンドルされたデュアルライセンス製品（EFRP-LT II）も存在しました。

その後、弊社プロダクト（SENJAS,EFRP）の大多数がNI製ADをベースとするようになったため汎用計測ソフトもNI製AD用として登場したSENJAS-LTXと、従来のCONTEC製AD用のEFRP-LTに分割されました。大きな違いは対象とするADメーカーということです。

以下のサイトにアクセスしてください。
https://supportportal.thalesgroup.com/csm

表示された画面で「 Knowledge Center 」と表示されたボタンを押下します。
表示された画面で「 Search the Knowledge Base 」と表示されたボタンを押下します。

ボタン押下後に表示された画面 にて、 上から以下のようにチェックまたは選択していきます （必ず上から以下の順序で設定してください 。

Product：Sentinel LDK LDK EMS をチェック
Category：Drivers Runtime Packages を選択
Article Type：Downloads をチェック
Operating System：Windows をチェック

上記のチェックにより右の欄にドライバーが表示されますので、以下のRuntime 版（ GUI［グラフィカルユーザーインターフェース版］）をクリックしてください。

Sentinel HASP/LDK Windows GUI Runtime Installer x.xx

ここでx.xx にはドライバーのバージョンが入っています。

ダウンロード画面が表示されますので、Click here to download file: の右側の部分をクリックしてください。

End User License Agreementのライセンス条項を確認したうえで一番下の部分の I acceptをクリックしてください。

Please close this window after your download has started

のメッセージが表示されダウンロードが開始されます。
Sentinel_LDK_Runtime_setup.zip（zip 圧縮形式ファイル）がダウンロードされますので解凍ツールなどで解凍後、フォルダ内のHASPUserSetup.exe をダブルクリックしてインストールしてください。

（本欄記述時の2022年11月10日での最終版は、2022年11月2日アップデート版の 8.51です）

インストールされているユーティリティソフトNI MAX を使用してデバイス名を取得します。NI MAX起動後、左側の表示エリアにあるマイシステムの下のデバイスとインターフェースを選択します。

ここにNI製品のデバイス名が　“　”　で囲まれた形で表示されています。
なお、ｃDAQシリーズ（スロットにモジュールを差し込むタイプ）ではベースのデバイス名＋モジュールのデバイス名として表示されていますのでこれを使用してください（例：cDAQ1Mod1））

インストールされているユーティリティソフトNI MAX を使用して最新ドライバーを入手します。
NI MAXを起動し、上部のヘルプメニューの更新を確認を選択してください。
重要な更新の後ろの（）内が0でない場合は更新があります。
＋で項目を展開し□をチェックして更新をダウンロードしてください。
また同様に更新とサービスパックの後ろの（）内の数字も確認し、できればそちらも更新してください。
□をチェック後右下のインストールボタンでダウンロードならびに更新が自動的に開始されます。

通常は AIO000 となりますが、複数のデバイス(ここではADコンバータ)が存在する場合や、 以前に別のデバイスをご利用になった場合など、デバイス名が AIO000 とならない場合があります。
その場合は以下の手順でデバイス名を取得し、設定してください。

ご利用OS：Windows 10
画面左下のWindowsメニューをマウスで右クリックしデバイスマネージャーを選択してください。

CONTEC Device の下に、ハードウェアの型番、その右側にデバイス名が表示されます。

ソフトウェアをインストール後、
「CAIO.DLLが見つからなかったため、このアプリケーションを開始できませんでした。
アプリケーションをインストールし直すとこの問題は解決される場合があります」
というメッセージが出る場合、ADコンバータのドライバーソフトが入っていない可能性があります。
ソフトウェアを起動する前に、最新のドライバーを入手しインストールしてみてください。

最新のドライバーの入手方法はADコンバータの最新ドライバーは、どのように入手するのですか？を参考にして下さい。

収録する相手機器の出力インピーダンスが高い場合に、生じることがあります。

バッファアンプを持たないスキャン型ADコンバータでは、スキャン速度を限度いっぱいに速く設定した場合、 チャンネル間のずれは少なくなりますが、同時に電圧放電が間に合わなくなります。

同時性が少し犠牲になりますが、 ハードウェア設定にあるCH切替周波数を落とすことで解消する場合があります。
但し、CH切替周波数は（最大変換速度[KHz]÷（計測チャンネル数＋１））以下にはできません。

CH切替周波数を落とせない場合は、 CONTEC社別売オプションのバッファアンプ機能増設ボックスを使用してください。

サンプル＆ホールドが追加可能なボードについてはサンプル＆ホールドを追加することで、 同様の効果が期待できます。

ADボードが上手く認識できていません。

ハードウェア設定のメニューのところで、 ADボード種別、およびそのボードにつけられたデバイス名が正しいか確認してください。
（ハードウェアにつけられたデバイス名の確認は、 アプリケーションソフトウエアの中に指定するデバイス名は、どのように取得するのですか？　を参考にしてください。）

収録チャンネルとして設定しているが、何も接続していない場合、ADコンバータから見て接続すべき相手機器がADコンバータの入力インピーダンスより高い状態（無限大）になっています。
そのためスキャン型のADコンバータの場合、前のチャンネルの電圧がなかなか放電できません。

特に問題はありませんが、最終計測チャンネルの次のチャンネルの入力をショートすることで消すことができます。

CONTEC社の以下のサイトにアクセスしてください。
https://www.contec.com/jp/download/search/
ご利用のADコンバータ名で検索し
Windows版高機能アナログ入出力ドライバ　API-AIO(WDM)　実行環境（ランタイムのみ）
をダウンロードしてインストールしてください。

令和3年6月17日時点での最新バージョンは、Version 7.12 です。